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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

随時更新!本質を追究するブログ

足を含めて全体を診る

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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仕事をまとめた夕方、河川敷の陸上競技場へ向かう。

雨が降ったり雷が鳴ったりしているけれど、

涼しくなって丁度いいのでWelcome。

 

夕方の競技場に行くと、決まって練習している陸上クラブがある。

長距離やら短距離やら、色んな子がいる。

ここ何年かで、クラブや親子で練習している小中学生が増えた。

熱心なのはいいけれど、勿体無いなと思うのは、

全身の動きのバランスや、着地のタイミングがバラバラな子が多い事。

 

一生懸命の割に、進まない。

頑張ってる割にスピードが出ない。

フニャっと抜けて、打ち抜けてない。

 

形だけ陸上やってますっぽく走っても、これは誤魔化せない。

パチン!と弾けるような音を鳴らしてグローブでボールを捕るとか、

バッティングでボールを遠くへ飛ばす事とか、

バレーでスパイクを打つとか、レシーブするとか、

全ては全身を使ってタイミングを合わせること。

 

全身の動きのバランスや、着地のタイミングがバラバラな子は、

運動の経験値が少ないばかりに、動きに自由度が無い。

 

あらゆるスポーツにおいて、走ることで全身の連動性と操作性が高まり、

その種目においての成績が向上する。

これは、紛れもない事実である。

昔ながらの根性主義のような走り込みは、実は馬鹿にできない。

走って身体を作っていない選手が活躍できるスポーツは無い。

体力水準が上がるだけでなく、自分の身体を移動させる事で、

地面反力を受けて操作する事が上手くなるからだ。

 

野球やサッカー、バレー、バスケ等々、様々な種目は、

走りを通して選手のスキルアップができる。

一方で、陸上競技の場合は、積極的に他種目のスポーツに取り組んだ方がいい。

小中学生のレベルでは特にこれが言える。

 

惜しいんだけどなぁ・・・と、

夕方の河川敷で走る子を見て、歩く様子に違和感があった。

 

良いシューズ履いてるけど、両足首壊れてる。

多分そのうち、膝が壊れる。

あの子に付きっ切りのコーチは、そこまで見ているのだろうか?

もしかして、壊れるベクトルで蹴れと、知らずに教えているのか?

 

小中学生の陸上は、練習していれば学校や地区単位では直ぐにトップクラスになれる。

同級生の大多数は陸上競技の練習はしていないから、当り前だ。

親も大喜びして、付きっ切り。

しかし、中学3年や高校生になると、パッタリと伸びなくなる。

身体の作り方を間違えると、成長段階で故障が頻発する。

 

これまで、そんな子を何人も見てきた。

中学まではトップだったのに、高校の陸上部では3年間公式戦出場無なんて、寂しいでしょ。

 

今度会ったら、お節介でアドバイスしてみよう。

ダイヤの原石はゴロゴロしてるのに、解剖学も生理学も知らないなんちゃって指導者のせいで、

芽が出ない選手が本当に多い。

 

そんなことを考えながら、土砂降りの中でインターバル。

夏にはよく靴を洗うはめになる。

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