第35回井川もみじマラソン
井川もみじマラソンが、今年で最後になるという噂を聞きつけ、
日程的にも何とか出場する事ができたので、
今日は会場のリバウェル井川スキー場まで行ってきた。
標高は1400mを越していて、気圧の差でビスコがパンパン。
空が近い!!
井川もみじマラソンに出るのは2度目。
30回大会の時に10kmに出た。
確かタイムは33分04秒で勝った気がする。
その時に、井川もみじマラソンの事を奥さんがえらく気に入った。
ここ数年はスケジュールが合わず、今日は久々の参加になった。
今年はハーフマラソンに出場。
5年前とは会場が変わり、アップダウンのキツイコースになった。
奥さんが気に入っているのは、
会場で売られている食べ物や、農産物を買い漁る事だ。
今年も僕が走っている間にお腹を満たしたらしく、大満足だった。
家族で遊びに行くついでに、
トレーニングを兼ねて、アップダウンのあるレースに出れば一石二鳥!
とばかりに、ローカルなレースということもあって気楽に構えていたら、
超難コースに加えて、強敵の出現!!
折り返しまでに、後続と40~50秒位の差をつけてトップで折り返すも、
後半は苦手な下りが続いて、差を詰められる。
ついにラスト1km位で一気に抜かれ、少しも着けないまま差を広げられた。
その時点で一切余力は無く、追い着く気がしなかった。
しかし、
ゴール手前350mから200mほど続く、急な上り坂で追い着き、
ラスト150mの直線で逆転。
スパートで6秒の差をつけて逃げ切った。
字間違ってるけど(笑)
これまでのレースで、最も苦しいスパートだったかもしれない。
ラストの急な登りが無かったら、あっさり負けていたと思う。
2位の選手とは前からの知り合いで、何度か対戦している。
スタート前に「このコースでは、キロ4分で刻むのは難しい」
なんて話をお互いしていた。
このコースなら、ハーフマラソンで1時間24分はまず無理、
1時間30分を切ったぐらいのタイムになるんじゃないか、
という予測だった。
にも関わらず、蓋を開けてみれば、
お互いに1時間17分20秒と、26秒・・・
ローカルレースなのに、稀に見るデッドヒートになった。
一説によると、累積標高が900mあるコースらしい。
ハーフマラソンで900mは、もう出たくない(笑)
奥さんお気に入りの井川もみじマラソンは、
今年で終了し、来年からはトレイルレースに生まれ変わるらしい。
人が温かい、大会が温かいのが井川の良いところ。
来年も、井川に行ってみたいと思う。