2021年11月走決算

今日までに書くこといっぱいあったけど、
ひとつひとつのことを、
考えて考えているうちに、更新まで手が回らなかった。
意識がこちらにまで回らなかった。
なにせ、ゆっくり記事を書く暇なんて無いのである。
1日の中でやらなければならないことに集中しながら、
今できることを未来のためにやる。
ランニングを極めることは、科学と芸術。
科学とは現象、理論、実践。
芸術とは技術と哲学である。
結果的に、ランニングとは自己投資になり、
資本である自分の体が、生き方を変えていくのだ。
11月は455km
久々にトラックレースがあったことと、
12月4日のしずおか市町対抗駅伝の調整のために、
距離と時間は先月からかなり少なくなっている。
久々の競技会での5000mは、大外しだった。
静岡県長距離強化記録会@エコパ:15’24″60
レース300回につき5回くらいある差し込みで、
ペースが上がらず、スパートも全く利かず。
練習でのトライアルのタイムと全く変わらないどころか、
刻み方としては練習の方が走れていた。
かなり力みもあったし、
リズムの取り方に歪みが出ていた。
この差し込み、気にしているとならない。
全く気にしていないと、忘れた頃にいきなり起こる。
恐らく、突発的な前皮神経の絞扼症候群。
今だにどうなると起こるかパターンがつかめない。
練習でなったことも何度かある。
トラックレースのために、せっかく調整したのに、
タイムも出せず、内容も悪く正直自信を無くしていた。
残ったのは、情けないタイムと、悔しさと、
まるで疲れていないフレッシュな脚。
結果的には、それで良かったのかもしれない。
11月半ばから、回復に日数のかかるような、
疲労の溜まるトレーニングは組まず、
動きの感覚やリズム、刺激を入れるようなポイント練習で、
コンディションを調整している。
昨年と同時期のトレーニングを振り返ってみると、
やっていることはほとんど同じ。
特別なことはしていない。
しかし、今年は昨年とやっている内容の余裕度が違う。
しがみついてやっていたものが、足が着くようになってきた。
ペースに対する余裕度、距離に対する余裕度。
コロナ騒ぎになって、軒並みレースは消滅。
それを機に、ゼロから体を作り直そうと決めた。
3年は掛かる。
昨年が1年目、今年は2年目。
12月4日のしずおか市町対抗駅伝は、これまで2年の効果測定でもある。
この2年、12000kmを走り込んできた中で、色んな事が見えてきた。
この10年でバランスを欠いてきたこと、
圧倒的に不足してきたもの、
更にこの2年でやり切れなかったこと、
来年以降に集中してやること。
確信が持てれば、トレーニング理論を書籍化したい。
3年目はその実証と、その先を考える年になるだろう。
12月は駅伝が終わったら短いオフを挟み、
また地道な基礎作りに入ろうと思う。