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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

随時更新!本質を追究するブログ

体が熱を帯びる

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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トラックの記録会も終わったので、

走りの基礎作りから登りの体作りに切り替えている。

 

有酸素の土台は維持しながら、

傾斜に適応する筋力を伸ばし、

乳酸を酸化させてエネルギーに変える。

 

ロングランと、

筋トレと、

階段インターバルと、

ファルトレク。

最終段階でタイムトライアル。

 

自分の体重を上に上に運ぶ、コントロールを鍛える。

 

登りの体作りでしんどいことのひとつ。

「体が灼ける」

全身の筋肉やら腱やら、関節が炎症を起こしだす。

炙られているような、熱感。

独特な痛みが体を締め付ける。

 

浮腫んでは鎮まり、また浮腫んでは鎮まりの、繰り返し。

そうして、体を叩いて叩いて、叩き潰して脚を作る。

 

そんな身体の作り方は、実は最善では無いのではないか。

もっとスマートにやるべきなんじゃないか。

なんてことは、いつも考えていて、改善の余地は常に探っている。

 

体を叩いて潰しながら作っていくのには、理由がある。

富士登山駅伝の5区では、

標高2000mから3000mの低酸素下で、

壁のような傾斜を登らなければならない。

足場は砂地。

そこでは、生理学的な限界を超えた所で、勝負が決まる。

 

「理論上」という言葉が通用しない。

「心肺機能」という概念の虚しさがそこにある。

 

何よりも、肉体的にも、

精神的にも追いつめられて、逃げたくなる。

逃げたらもっと苦しい。

どこにも逃げられない苦しさ。

 

そんな逃れられない苦しさが怖い。

だから、準備をする。

ビビればビビる程いい。

やればやる程、畏れるようになる。

 

自信なんて要らない。

臆病に臆病を重ねる方が、100倍強くなれる。

 

パンパンに腫れた脚が、明日は少しでも治まっていることを祈って、

おやすみ!!

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