100%自分が悪い
現代は、生きにくい世の中である。
何か落ち度があれば、徹底的に叩かれる。
クレームの嵐と、行き過ぎたサービス。
媚びへつらいと、上位思想。
色々と、めんどくさいなと思う。
正しいとか、正しくないとか、お互い正論を振りかざして、攻撃する・口撃する。
物事を上手く回すことではなく、自分は正しいのだと主張したい。
そんな大人ばかりで、残念に思う。
正しかったら、だったらなんだよ、それがどうかしたのか。
性根のブラックな僕は、直ぐにそう思うクセがある。
議論は物事を上手く進めるはずのものであるのに、
いつの間にか相手を論破することが目的になってしまう。
相手に恥をかかせて、何になるのだろうかと、また疑問に思う。
「それも一理あるな」
そう思える大人が、なぜこうも少ないのだろうか。
「自分にも落ち度があったな」
少しでもそう思えないのは、なぜだろうか。
正当性を主張するばかりで、少しも省みない。
これが、現代日本の闇。
怒られれば、怒った方が悪者にされる。
文句を言った方が勝ち。
言い訳だって正しい。
口答えが押し通る日本。
誰も彼もが随分と自信家で、悪気なんてさらさらない。
そんな素直さで、一体何が身に付くだろうか。
一体何が吸収できるだろうか。
生きにくい世の中だね。
そんな話を、旧友とした週末の夜。
自分にも落ち度があったなと思えないオトナに、自分の人生を左右させるな。
素直さは、武器である。
単純・素直・即実行だったね。