置かれた場所でどうするか?
今日の昼ごはんは遅めの15時頃だった。
腹が減ったら食べればいいし、お腹が空いたところで何にも起こらないので、食事の時艱にはこだわらない。
TVをつけても面白い番組はやっていないので、随分前に録画して観ていなかった番組を再生してみた。
「魚の仕立て」の仕事ぶりに密着するような番組である。
見出しだけで気になって録画して全然観ていなかった。
再生して、ご飯を食べながら見入った。
その職人のこだわりや探求心、また言葉の端々に引き込まれた。
やっていることや、言っていることは字面で追えば当たり前のことかもしれない。
ひとつひとつの仕事の仕方が少しもぼやけていない。
ひとつひとつが、全て的確。
全国各地からだけではなく、世界からもシェフが視察に来る位に有名でも、
特別なことをしているわけではない。
「自分たちの仕事の先にある人のことを思って、仕事をする。たったこれだけ」
「どんな状況でも、置かれている所で最高のパフォーマンスをするのがプロ」
シンプルだけど、刺さる。
商売はこれだけだと言う5代目。
とんでもない域に達していながらも、まだまだ、まだまだと言う。
そういう姿に、僕は弱い。
直ぐに刺激されてしまう。
どんな仕事も、やることはひとつなのだ。
刺激を受けながらの遅めの昼食、TVもたまには悪くない!