気温差が効く

ランパンが水没することなく、シューズが水没することなく走れる。
なんという快適さ。
これを待っていたんだー!
というのは、ごくごく少数の人間の話。
でもね、朝晩も、昼間も、吹き抜ける風が気持ち良いよね。
空気の匂いも、どこか香ばしくて、
稲狩りやら、植物が乾いた香りが混じってる。
あぁ、あんなに暑かったのは何だったんだろう?
毎日のように食べたかったかき氷は、店によってはもう終わり。
ガリガリ君から、スーパーカップにチョイスを変える。
水シャワーは遠慮して、設定温度も少し上げて、久々に湯船に浸かろうかとも思えてくる。
そう、そうなのです。
もう結構な秋なのです。
サンマは居ない。
柿も不作。
僕の好物が少なくて、どんぐりでも拾って食べてやろうかという今日この頃。
(どんぐりはデンプンを抽出して、どんぐり餅というものを作れるらしいので、
今度挑戦してみようと思っている。)
えーっと、何の話だっけ?
そうそう。
僕は寒いぐらいのヒンヤリ感が大好き(水風呂最高)だけど、
今のような季節の変わり目は、気温差で体が冷えて、
急性腰痛(ギックリ腰)になりやすい。
寝ている間って、かなり放熱もするんだよね。
だから、寝ている時の足攣りも、明け方に多い。
放射冷却現象が起こる。
抹消が冷えて血流が少なくなると、筋肉は硬くなる。
これは悪い事ばかりでなく、休眠モードの体には必要という説もある。
硬くなった筋肉で、動きにくい関節を動かそうとすると、
どうしても無理な張力が起こる。
体温を上げたり、かなり時間をかけてから活動すればいいのだけれど、
明け方に冷えた体で動き出して、腰を痛めるという例は、この時期毎日ある。
朝目が覚めたら、
膝を抱えて胸に近づけたり、体をツイストしてみたり、
時間をかけて起き上がって欲しい。
それだけでも、かなりギックリ腰は回避できるけれど、
そうなる前に、関節にかかった圧力を外してあげると、
時限爆弾は爆発せずに済む。
それが、予防のための整体施術。
パンツ1枚で寝ていた僕も、Tシャツぐらいは着るようになった。
秋をまだまだ満喫しよう。
腰が痛くて、じっとしている場合じゃないのだ。