手足のリハビリ
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骨折や脱臼、靱帯の断裂や筋挫傷は「外傷」であり、
一般的に言えば「ケガ」なので、
整形外科や接骨院(整骨院)で保険診療を受けることが出来る。
それ以外の不定愁訴や慢性痛などは外傷ではない(ケガではない)ので、
厳密に言えば保険診療外になる。
整体では、外傷は基本的にはノータッチ。
触診や動的視診から、外傷と判断して施術しないこともある。
一方で、外傷が一定期間経過し、損傷個所の治癒が進んだ後の、
リハビリとしての整体は、頻繁に行っている。
骨折や脱臼、靱帯損傷や筋挫傷を起こした部位は、
修復箇所がつぎはぎ状になっていて、
伸縮性や可動性が著しく制限されていることが多い。
手足の場合には、日常生活にも支障をきたす。
動きにくくなった関節の動きを回復させたり、
思うように動かなくなった筋肉と神経をつなげて、再教育する必要が出てくる。
本来なら、こういった領域は、
理学療法士がリハビリとして病院で保険診療の範囲内で行うものである。
しかしながら、効果的なリハビリが十分に行われないケースも多い。
実際問題、僕の手術した膝も、病院でのリハビリは形だけで全く役に立っていなかった。
「関節を動かす」という整体独自のアプローチは、
外傷の機能回復に有効なので、これまでも現在も結果を出し続けている。
固定した期間が長かったことで、
曲がったままで伸びなくなった手足、
伸びたままで曲がらなくなった手足のリハビリに、整体は強い。
保険診療で、満足な結果が出なかった方に、
「もっと早く来ればよかった」という声を頂くことが、仕事の喜びのひとつ。
保険で通わせて通わせて、期間が過ぎればさようなら、
なんて所には、気を付けて。