戦略的に休む
どんなに仕事が忙しくても、トレーニングする時間を組み込む。
日常はそんな工夫、マネジメントの連続。
できないのではない。
やらないだけだ。
どうやったらそれができるか考える。
その習慣が、仕事にも活きている。
だから日頃のトレーニングは欠かせない。
レースが無くなった春から、体を作り直そうと走り込んできた。
自己記録の更新こそできていない(機会が少ない)が、
いつでもベストタイムを出せる感覚、
今までとは違った体になった感覚がある。
フィットネスのレベルアップと共に、
身体感覚、技術的な改善も相当ある。
出来なかった事がやれるようになったり、
同じペースでも余裕ができたり、
回復の速さ、
疲労の残り方の違いなど、
走り込めば走り込むほどに、コンディションが良くなる。
今日は、疲労の度合いも少なく、走る時間もあったけれど、
あえて走るトレーニングをしなかった。
プライオメトリクスと、呼吸筋トレーニングのみ。
プライオメトリクスは神経系や瞬発力の強化よりも、
全身のコンビネーションを整えるつもりでやっている。
ジャンプするにも、脚で跳ぶのではなく、腕で跳ぶくらい全身を協調させる。
そのタイミングが合ってくると、スピードが上がり、
同じ距離、ペースで走った時の余裕度や、疲労の度合いが変わってくる。
僕の場合は、瞬発的な動きを取り入れることで、
コンディションが上がってくるタイプだ。
あえて走らず、力を貯めて、明日はトラックのトレーニング。
メニューは思案中。
疲労を取っておくことで、できる練習をちゃんとやる。
できるはずのものが、休まなかったせいで、
できないというのが、トレーニングでありがちなのだ。
ステップを、ひとつずつクリアしていくしかない。
跳ぶためには、しゃがむタイミングが必要。
まだピークは作らない。
抑え込みながら、トレーニングのレベルを上げていく。
そう考えても、明日になって隠れていた疲労が出てくることだってある。
メニューは柔軟に。