予測可能な災害時における生物的欲求と段階的思考

降りますね。

吹きますね。

これからまだ状況は厳しくなる台風１９号。

 

見渡す限り田んぼのこの地域は、

保水力と排水力の両方に優れていて、今のところ何もありません。

ただ、焼津市内でも二級河川は場所によって氾濫ギリギリだったり、

冠水している場所もあったりして、依然として危険な状況。

 

ＳＮＳなどでよく上がってくるのが、

パンが売り切れとか、

カップめんも売り切れとか、

一方で誰も来なくなってから大量入荷とか・・・

 

色々厳しい。

 

準備しようという気持ちはいいけど、

 

カップ麺食べるつもりという事は、湯があるという前提で、

火か電気が使える状況であるはず。

だったら、別にカップ麺食べなくても、いつも通り炊事したらいいはず。

困っとらんじゃないか。

 

カップ麺じゃなきゃ、しのげない状況って、何だろう？

カップ麺は、平常時じゃないと食べられないのです。

 

同じ状況で、菓子パン食べ出さなくてもいい。

それ、そんなに日持ちしないし。

栄養無い割にカロリーだけは高くて、直ぐに腹減るし。

 

店にもそんなに無いしね。

 

外が嵐だからって、カップ麺や菓子パン食べ出さなくてもいい。

 

それじゃしのげないよ。

 

買っておけば安心！？

いやいや、気持ちと、実質は別物！！

 

家の中は、普段通りでしょ。

気持ちが揺れて、考えも行動も揺れてはいかんのです。

 

そう言う事言うから、あんたは人の気持ちが分からないんだよ！！

って奥さんにはいつも言われてる。

それは重々承知の上で、

その先を行かないと状況判断を見誤るし、

本当に役に立つ準備と行動は出来ない。

 

ヤバいよ、ヤバいよ、って慌てるのに、

全く共感できず冷めた目で見てるのが僕なのです。

 

嫌な奴！！

 

食料品は、非加熱で保存の利くモノを準備しようぜ。

電気も火も使えるなら、多めに料理しておこうぜ。

１升ぐらいご飯炊いて、ラップで握っておこうぜ。

困ったら、みんなでシェアしたらいいし。

余ったら凍らせとけばいい。

 

おにぎり最強だよ。

 

パン買うなら、カンパン！

浜松の三立製菓のカンパン！！

５年持つよ。

これと水でしばらく暮らせる。

 

でもね、もっと言うと、

食べ物は無くても死なないんですよ。

体についてる脂肪で、何日も生きられるんですよ。

そのために蓄えがあるんですよ。

 

水だけで生きるぐらい、生きる覚悟しようぜ。

本当に困った時に、食欲満たそうとすんなよ。

 

食料品の確保は、一番後回しでいい。

準備できる事は、他にもあったはずだ。

 

お門違いなカップ麺や、菓子パン集めを見て、

いかに人が考えて行動していないか、

生物的な欲求に突き動かされて動いているか。

 

準備しているようで、準備になってないなと、

性格悪い僕は、雨音とラジコ聴きながら考えてしまうわけです。

 

耐えましょう。

待ちましょう。

今日は１日が長い。