マッスルメモリー
ジョグに出掛けて、帰ってきたら、
家に入る前に鉄棒で脚上げ腹筋と懸垂。
っていう流れをずっともう1年半以上続けている。
走るのは毎日でも、鉄棒は毎日じゃない。
毎日やると、日に日にできなくなっていくんだよね(笑)
だから、今日はいいにしとくか…と間を空ける。
次の日は、時間が無いな…
とこれが結構続くと、いつの間にか1週間になり、2週間ぶり!
なんてことも、たまーにある。
いやー、結構間が空いちゃったな。
できるかなー?
なんて思いながらぶら下がると、
これがまた、できちゃうのである。
全く落ちていないのに、驚く。
たまにやる方が出来る(笑)
負荷の大きいものほどそうなのだ。
コンディションが良くないと、トレーニングの効果は上がらない。
結構間を空けておいても、
その運動の記憶が筋肉、神経、脳に馴染んでいれば、
同じ事がまたできる。
そして、その記憶を書き換えるには、天井を押し上げなくてはならない。
そのために、体を十分に休める時間が必要なのだ。
そこには、単純に筋力発揮だけがものを言うのではなく、
体を扱う技術が相当絡んでいる。
どの角度で、どのタイミングで、どの方向に体を動かすか。
マッスルメモリーとは、その技術の記憶だと考えている。
鉄棒でのトレーニングも、もっと色々できるようになりたい事があるんだけど、
この重い体がまた、思うように動かない。
握力が終わるとそこで試合終了なので、技術を上げるには時間がかかる。
体のコントロール力を上げるには、何年もかかると覚悟している。
何でも最速で、サクッと結果が出るのはカッコいいんだけどね。
僕は時間をかけて築き上げた、崩れないものに魅力を感じる。
台風で鉄棒が飛んでかないように、ロープで縛っとこう。