スイートコーンマラソン「丘陵チャレンジコース20K」

今日は仕事を休みにして、山梨県の中央市へ。
アップダウンのあるコースで、登りを強化するための遠征。
スイートコーンと名の付くものなら、家族でも楽しめると思って出場を決めた。
スイートコーンやら桃やらトマトやら、農産物を家族でむさぼろうとしていたのに、
前日から長男坊が胃腸炎でダウン!
仕方ないので、一人旅になった。
スイートコーンマラソンは、第2回目の開催。
地場産品を前面に出して、地域おこし、町おこしをしようという意図が前面に出ている。
こういう取り組みをやっている所は、人が活きているし、人を呼べる。
工夫して何かやろうとする所に、魅力がある。
エントリーした丘陵チャレンジコースは、20kmのアップダウンのコース。
高低表を見ると、細かなアップダウンが絶え間なく続くように見える。
この高低表に、縮尺のワナがあった。
読みが甘かった。
実際のログがこれだ。
急登と降下を繰り返し、細かなアップダウンが絶え間なく続く。
平らな所が、少しでもあっただろうか。
中国の山奥の秘境みたいになっている。
きつ過ぎて、最初から最後まで、レッドゾーンの心拍計測。
壊れてるんじゃないかと思ったけれど、ペースの変化にも反応してるので、故障じゃなさそう。
5kmぐらいから独走態勢に入り、そこからは最後まで一人旅。
見渡す限りのトウモロコシ畑と、ブドウ畑の中を抜けて、時折八ヶ岳連峰を見渡すコース。
畑そのものが、芸術に見えた。
桃の畑を抜けた時の甘い香りも、風物詩。
交通規制を掛けないのに、マラソン大会が出来るという地域があることにもビックリ。
今日はかなり暑くて、ランパンからも滴るぐらいの汗をかいた。
4カ所あるエイドステーションのうち、1つはパスして、3カ所でコーラを補給。
迷わずにコーラを飲むと、その度に係員が驚いていた。
給水においてはコーラほど元気になるものはないし、
コーラがなければフラフラになっていたかもしれない。
誘導員や、畑で収穫をしているおじちゃんやおばちゃん、
沿道の住民の励ましも背中を押してくれて、最後まで走り切る事ができた。
これほど難しく、キツイコースはなかなか無い。
ゴールして、全身汗でビチャビチャで、息も整わない僕に、
サービスコーナーのおばちゃんがすかさずくれた、
スイートコーンのトッピングされたアイスの味は、格別だった。
シャトレーゼのアイスとゴールドラッシュの組み合わせは、そりゃ美味いよ。
食べちゃったので、写真は無し。
今回初めて知ったのが、「冷たいほうとう」の呼び方。
「おざら」と言うらしい。
カップに冷えた汁とほうとうが盛ってあって、薬味はセルフサービス。
生姜、天かす、青じそ刻み、刻みのり、ネギに、みょうがのトッピングが自由。
そんな豪華な組み合わせ、反則でしょう!!
麺が見えなくなるぐらい、盛ってやったぜ!!
おざらも美味過ぎる。
そうそう、スイートコーンは参加賞でもくれるし、
ブースで販売もしていたんだけど、長蛇の列で、あっという間に売り切れ。
規模の小さい大会だけれど、地元の魅力と人の温かさが詰まった、良い大会だった。
大きくならなくていいから、ずーっと続いて欲しい大会のひとつ。
おもてなしが詰まっている。
スイートコーンマラソンの帰りに、
富士宮口から富士山に登って来ようと思ってもいたんだけど、
天候をみて今日は断念。
気温が低いのに対して、持っていた装備が揃っていなかった。
朝霧のフードパークでソフトクリームでクールダウンして、
夕方またジョグで11km(43’39”)。
レースの20kmがアップダウンしかなかったので、
平地の11kmが異様に楽に感じた。
強化とリフレッシュの週末、明日からまた頑張れる。