インディアンサマーに魔女の一突き
いよいよ、朝晩は冷える季節になって来た。
昼間の日差しは暖かくても、朝はツンと冷え込む。
こんな朝は、からだも縮こまりがちになり、筋肉がギュッと縮む。
そんな朝に、いつもの調子で起き上がったり、背中を伸ばしたりすると、縮んだ筋肉が急激に伸ばされる。
筋肉に少し傷が付いたり、防御反応で背中が固まったり、いわゆるギックリ腰になる。
ギックリ腰とは、ドイツ語で「魔女の一突き」とも表現するらしい。
個人的には寒い位の方が走りやすくて、冬の朝は好きなのだけれど、寒くなり始めは要注意だ。
冷えにくい格好で寝ること、起きがけはゆっくり動くことだけでも、予防になる。
朝晩は多少冷え込んでも、日中は暖かい。
そんな初冬の頃のよく晴れた日のことを、「小春日和」というらしい。
小春と書くと、春と勘違いしやすい。
むしろ、僕は最近までずっと勘違いしていた。
太陽暦では、11月から12月上旬に相当する時期を指す。
同じような陽気を、英米では「インディアンサマー」と言うのだそうだ。
ん??インディアンサマー!?
インディアンサマー!!
よくわからないけれど、この響き、好きだなぁ。
みなさん、今の時期は、インディアンサマーですよ!!
覚えて下さいね!!
知らなかったのは、僕だけだったりして…
一日ごとに冬らしくなる11月中旬から下旬。
四季に合わせて、からだも変わっていく。
冷えた空気の味、質感、目覚めてから巡る血液の流れ、朝日や夕日の優しさ…
季節も、自分のからだも、存分に感じよう。
今日はここまで、また明日!