どん兵衛と手打ちそば
昨日の昼はご飯2合と久々にどん兵衛の蕎麦を食べた。
どん兵衛とは日清食品の精鋭のひとつである。
僕が毎日走っている河川敷の隣には、東洋一とも言われる巨大な日清食品の工場があり、そこからいつもスープの香りが漂ってくる。
香りは時にカップヌードル臭の時もあれば、時にカレー臭の時もある。
走っている時に嗅ぐスープの香りは正直気持ちのいいものではないが、
カップ麺は結構好きだ。
夕飯には、また蕎麦を食べた。
今度は手打ち蕎麦だった。
ここ数年、父親が週末に蕎麦打ち教室に通っていて、時々おこぼれをもらう。
昨日はどん兵衛と父親の手打ち蕎麦の食べ比べができた。
どん兵衛は当然のことながら美味い。
天ぷらも後乗せでサクサクだ(これを守らないとどん兵衛の魅力が3割減る)。
麺だってカップ麺らしからぬ麺をしている。
流石は世界の日清食品だというのを感じさせる。
驚いたのは父親の手打ち蕎麦だった。
ビックリすることに、どん兵衛の麺とほとんど変わらない出来栄えだったからだ。
ちょっと前まで都こんぶみたいな見た目で、不揃いで幅はバラバラ、長さもバラバラ、
茹でても茹でムラがすごかった。
食べてしまえばそこそこ美味しいが、いかにも「おじさんの趣味」っぽかった。
ところが、ここへ来てどん兵衛と肩を並べて来た。
蕎麦に関しては「手打ち」と付くだけでプレミアム感があるのは幻想であって、
「手打ち=不格好でも許してください」というのも時々ある(笑)
最近のカップ麺は、下手な店のものよりもクオリティの高いものも少なくない。
そんな中でも幅を利かせるどん兵衛に、父親の蕎麦が近づいていたことに驚いた。
思えば、父親の蕎麦打ちも始めてから3年位になる。
やはり、3年という時間はダテじゃないことを感じさせられる。
そういうことは、食べながらは気が付かずに、食べ終わってから気が付くので、
どん兵衛の写真も手打ち蕎麦の写真も無い。
もうひとつ驚いたことがあって、
それは日清食品がどん兵衛だけでHPを作っていることだ。
このHPもまた凄い。
個人的に加山雄三と佐藤健のCMがツボで大好きである。
それではまた!
「からだ工房らくだ」