これぞEntertainment show
明日はからだ工房らくだのすぐ近くにある、航空自衛隊静浜基地で航空祭が行われる。
普段は静かな田舎がざわつくのがこのイベントだ。
今年は何年かぶりにブルーインパルスが来るということもあって、例年以上に話題になっている。
僕の毎朝のロードワークは、基地の周りを1周してくること。
年度が変わってから静浜基地の隊員も朝走る人が増え、金網一枚を隔てて毎朝同じ顔触れとすれ違う。
以前はできなかった朝練習も、習慣づくとわけはない。
人が習慣を作り、習慣が人を作る。
4月から走るようになった隊員も、随分走り慣れてきたように見える。
今日は航空祭前日ということもあり、飛行演習の予行訓練をしていた。
その情報は一分の熱狂的なファンには周知の事実。
日の出頃には基地の周りに路駐の車が何台も並んでいた。
ロードワークの途中で、道端に人が倒れていると思ったら、シートをひいて場所取りして寝ている人だった。
航空祭の航空ショーは、大人でも見入ってしまう華やかさと迫力がある。
来場者に楽しんでもらおうという工夫がこらされ、温かみと面白味がある。
本当に攻撃のできる戦闘機を使い、編隊や旋回というリスキーな曲芸を披露する。
航空ショーによって、戦闘機の性能も、パイロットの体力、技術力も、日頃の訓練の成果も、そして自衛隊の信頼度も観ている人に伝わる。
伝えたい事が伝わって、ココロが動く。
エンターテイメント性を持たせながら、最大限の広報活動をしている。
さすがは国を守る自衛隊組織だ。
ちゃんとHPやSNSで発信をして、周知しているしたたかさもある。
明日はさぞかし盛り上がるだろう。
うるさい戦闘機の爆音も、許せてしまう。
僕は研修のため、1日お留守です。
お時間のある方は、静浜基地へ是非どうぞ。
(駐車場はございません)