あら?そのスジの方ですか!?
昨日の夕方のお話し。
おおよそ午後の仕事を終えて、
必要な荷物をドでかいバッグに詰め込んで富士山へ向かいました。
この日は富士宮登山道5合目(標高2400m)から、
山頂へ行って帰ってくる往復プラン。
富士登山シリーズ(富士登山競争、富士登山駅伝)は富士宮登山道ではなく、
富士吉田登山道と御殿場登山道で行われますが、
低い酸素濃度にカラダを慣らす高度順化には、
山頂までの登山道が短い富士宮登山道は持って来いです。
ただし、山開き後はマイカー規制が敷かれ、登山客でごった返すので、
富士宮から山頂へ行くにはものすごく効率が悪い!
日程を見ると、山開き以前の昨日しか行くタイミングがありませんでした。
富士宮登山道5合目の駐車場に着いたのは、15時50分。気温は16度。
この日は夕方から雨の予報で、今朝も当初雨予報だったので、
駐車場は見たことがないくらいガラガラに空いていました。
ほとんどの登山客は、夜出発して明け方のご来光を見るか、
明け方出発して昼過ぎに下山するため、
16時頃5合目にいる登山客は、そもそもこの日に登る気がない。
さらに予報は悪いと出ているので、人が少ないのも当然です。
ご来光には興味がなく、わざわざ朝まで待てないので
駐車場に着いてから身支度と荷造りをして、16時に山頂を目指し出発!!
こんな時間に山頂を目指すのは、僕しかいません。
装備は水1.5リットルに、ひとつ300gのおにぎり2個と、防寒ウェア、財布にスマホ。
ザックに詰めると全部で2.5キロくらい。
誰もいない登山道をひたすら駆け上がり…1時間17分19秒で今年は初の山頂へ到達。
気温は3度くらいでしょうか。寒いので防寒着登場。
せっかくおにぎりを持ってきてたので、15分ほどの小休止。
こちらは富士山の火口です。
あまり長く居るとカラダが冷えるので、おにぎり1個食べて下山。
富士宮の登山道は頂上付近は岩場が険しいので、脚を大事に安全運転で下ります。
さらさらーっと下ってきて、下りは34分19秒で戻ってきました。
これでもまだ18時ですから、富士宮登山道が全体としては優しいのがわかります。
5合目の駐車場で、ある女性に話しかけられました。
この女性、一般の登山客でない雰囲気はありました。
「上(山頂)の天気どうでした?」で始まった会話。
どうやら女性は早朝から登りたいらしく、上の天候を気にしていたのです。
そんな会話から、他の山の話や、どこから来ているとか、
話題が広がっていくうちに、仕事の話に。
ムラタ「整体師しています。前は消防士でしたけど」
女性「えー!!同業じゃん!!」
ムラタ「???」
女性「私も消防なんだよねー。」
聞くとお隣の愛知県のとある消防本部の、救命士の救急隊員さんでございました。
そこから、消防あるあるで、わかる人にしかわからない、独特の世界の話へ…笑
最近は、公務員ぽくなくなったと言われる僕ですが、
この女性は何かを嗅ぎ付けたのでしょうか。
富士山にまで来て、標高2400mでたまたま話した方が、救急隊とは。
この隊員さんは、できる人だ。
そんな空気が漂っていました。
普段は猿投山がホームグラウンドだそうです。
あの猿投温泉の猿投山ですよ!
また会いそうですねー!
なんて言いながら解散してきました。
どうも、そのスジのニオイというのはお互いにわかるようです。
消防関係者は、悪いことできないね。
世の中の狭さと、偶然の力の強さに驚いた夕方でした。
しっかり説明して施術する整体院
からだ工房らくだ