出会いは高校1年生の冬でしたね。

それから、およそ13年の間付き合ってきた……

 

アンダーシャツ(笑)

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高校生にもなると、真冬でも夜の9時や10時まで練習なんてザラ。

ライトに柵越えのホームランもセカンドフライになる位に風の強い地での、

長時間の野球部の練習は過酷なものがありました。

 

風花が舞ってきても、あまりの強風で真横に降るくらいのグランドに毎日何時間も居ると、相当体力を奪われます。

手の感覚が無い位に寒くて冷えていても、練習が軽くなることなんてありません。

 

かといって、野球の練習ですから着込むと動きが悪くなるので着込めません。

汗をかいたらかいたで冷えるので、それはまた命取り。

毎日がサバイバルでした。

 

そんな時、僕を救ってくれたのが冒頭のアンダーシャツです。

今ではスポーツアパレルメーカーとして、

世界でもトップのシェアを誇るアンダーアーマー。

でも、僕が高校1年生の頃はまだ参入したてで、名前も知らない人が大半でした。

 

そんな参入したてのメーカーのアンダーシャツが、当時確か1枚7000円くらい。

年末年始に郵便配達のアルバイトをして遠征費を稼ぎ、

その余りのお金をはたいてアンダーアーマーのシャツを2枚買いました。

当時はお小遣いももらっていなかったので、ほぼ全財産が無くなりました(笑)

 

でも、その買い物は結局はえらく安い買い物でした。

僕は13年もの間、冬の寒さを辛いと思ったことは1度も無かったからです。

反則というくらい、温かい。

それでいて、動きやすい。

 

当時、同じものは同級生も先輩も持っていませんでした。

みんなが寒さでやられていても、僕は快適に過ごしていることは黙っていました。

着ているモノでこんなに楽をしているなんて、口に出せませんでした。

 

毎日着まわしても全然くたびれないアンダーシャツは、高校の間だけでなく、

大学4年間と社会人になってから7年もの間活躍してくれました。

(1年のうち半分は毎日着ていた)

 

おかげさまで、ヒートテックやらとは全く無縁で来てしまいました。

アンダーアーマーの優れていたところは、温かいことだけではありません。

真冬にビッチャビチャに汗をかいた時に、汗はすぐに乾かしながらも、

熱を逃がさないで温かく居続けることができたのです。

 

野球の練習でとても助けられたのはもちろん、

一番助かったのは、真冬の夜の火災現場。

 

真冬の火事でも、フル装備で活動すれば汗だくです。

更には放水の水も被るので全身ビチャビチャ。

最初のうちは良くても、2時間3時間もいるとカラダが冷え切ってきます。

 

ヘルメットから滴る水が氷柱になり、着ている防火衣が凍り出し、

手袋も凍ってくるとそれはもう、地獄のようです。

そんな時でも、アンダーアーマーのアンダーシャツを着ている時だけは、

寒さが全然違いました。

濡れていても、着ているだけで温かい。

 

買った当時は、手に取って一目惚れしたように思います。

当時は名前も知られていなかったメーカーも、いつしかトップシェアにまで成長しました。

いいものは、長く使う程に良さが分かります。

 

そんな相棒のアンダーシャツも、

縫い目の部分が至る所でほつれてきてしまったので、お別れすることにしました。

生地はフカフカで、少しもくたびれていないのがまたスゴイところ。

 

別れが惜しいので、端切れにして最後はお掃除用に活躍することになりました。

郵便配達のバイト代は消えたけど、いい買い物したと心から思います。

 

今でも同じものはあるのだろうか?

あとで探してみよっと。

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