日本の陸上長距離種目の低迷が叫ばれて久しい。

「世界に通用しない」

「世界との差は開くばかり」

マラソン大会が終わると、そんなことをメディアは好き放題書くし、

まるで走ったことがない上に、走れない人間が立派な評論家になっているのを見る。

 

本当にそうだろうか。

かつては日本人が世界のマラソンを席巻した時代があった。

そうした日本のノウハウを、アフリカ勢が持ち帰って結果を出すようになってきた。

今ほど道具や環境が整っていない時代に、

かつての日本のトップ選手が残してきたタイムは、とてつもない記録だった。

 

力の差が広がると、人間の心理として「出来ない理由」を挙げ連ねる。

今の日本社会は特にそうだ。

マラソンの場合は「骨格が違うから勝てない」「筋肉が違うから勝てない」ということを多くの評論家が口にする。

 

だが、実際にはアフリカ勢がマラソンで強いのは、

厳しい自然環境の中で燃え盛るハングリー精神を持って、

日々ハードワークに打ち込んでいるからだ。

アフリカの選手はトレーニングで苦しみ、レースで笑う。

貧困からはい上がる為には、賞金レースで勝たなくてはならない。

負けたら家族を食べさせることができない。

勝てば、家が建つ。

負ければ、生きていけない。

 

海外の選手と日本人選手との違いは、そうした覚悟の違いだ。

飽食で食べ物を捨てるほど持て余して平和ボケした日本人が、生死をかけて走るアフリカ勢に力が及ばないのは当然だ。

 

では、日本人の骨格や筋肉の性質がアフリカ勢に比べて劣っているかというと、そんなことはない。

市民ランナー(非職業ランナー)でもフルマラソンを2時間10分台で走るランナーは、

全国にも結構いる。

驚異的なのは、40代でも2時間10分台が居ることだ。

これは、世界的に見てもかなり稀だ。

更に今日驚いたのは、52歳で2時間29分55秒を叩き出したランナーがいるということだ。

http://runnet.jp/topics/report/170215.html

驚異的なタイムにも関わらず、この52歳は納得していない。

もし仮にもう数年この走力を維持、向上していくと、年齢別世界記録を次々更新していく確率は高い。

本人の取り組み方が素晴らしいのはもちろんのこと、

年齢を重ねてもこれだけの走力をもつ民族は世界的に見ても珍しい。

それは即ち、日本人が元々優れたポテンシャルを持っているということに他ならない。

こういうランナーは、明るみになっていないだけで、日本中にウヨウヨいるのだ。

 

日本人であることに、誇りを持とう。

我々は、幾つも優れた能力を持つ世界でも数少ない民族だ。

 

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