先月、大阪のシド―先生の特別講義を頂いた中に

「しっかり立つ」というものがありました。

立つって、みなさんできていますか?

それで、本当に立てているでしょうか?

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これがまた、できそうで全然できない。

できていないのに、できていると思ってしまいがちになります。

講義の中では、しっかり立つ感覚に触れるというものはご教授頂きました。

その感覚を無意識に操ったり、日常の過ごし方に落とし込むには、時間がかかります。

 

僕は、先月から「しっかり立つ」という視点がずっと頭を離れず、

いつも自分の足の運びや立ち方に気を遣ってきました。

ある瞬間から「これか!」と思える感覚が広がり、足・脚の着く感覚が変わりました。

ただ、それはおそらくさわりの部分に入っただけであって、

これからまた変化すると思われます。

 

しっかり立つという意識を持って、感覚が変わってから、

自分が今までいかに立てていなかったかを痛感しました。

 

随分損してきたなという気分です。

 

しっかり立つ感覚をつかんでいれば、

先週のフルマラソンも2時間39分46秒という、

ギリギリ40分切りという結果ではなかったかもしれません。

 

地面の感じ方、地面への力の伝え方に視点を置くと、

色んな人がどの程度立てているかが、段々と見えてきます。

 

市民ランナーの中でも、立てていない人がほとんど。

見る目を持てば、すぐにわかります。

立てていないランナーほど、故障を抱えているように思います。

 

立てているかいないか、ということが最も大事なのは日常生活。

どう立って歯を磨き、どう立って通勤し、どう歩いて移動するのか。

立てているかいないかは、自分の身体感覚の問題です。

そんなカラダの状態を、生物としての脳は常に監視しています。

 

立てていないという異常事態なら、どこかを固めてバランスを取ったり、

様々な形で訴えを起こします。

 

立つって、すごくシンプルでありながら奥が深い大事な作法です。

 

しっかり立つということを、体現した方がいました。

元海上保安庁の海猿で、海保の中でも伝説的な存在であり、

またトレイルランニング界でも断トツの強さを誇った相馬さん。

残念ながら相馬さんは2014年にマッターホルンで遭難して、今も行方不明です。

 

シド―先生の「しっかり立つ」という言葉と、相馬さんの走りが僕の中でリンクしました。

以前大会で相馬さんとトレイルのレースで走った時に

「もっと大きな大会に出てみなよ。君なら日本でもトップを獲れる」って言われて数年。

まだまだ小さな大会でしか成績を残せない悔しさがあります。

 

相馬さん強かったなぁ…

しっかり立つという言葉を、再現性のあるものにして伝えること。

これが整体師としてのひとつの役割であると感じています。

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