「アスリート専用呼吸整体」のお知らせ

アスリート専用呼吸整体のRootsその1

アスリート専用呼吸整体のRootsその②

アスリート専用呼吸整体のRootsその3

こちらの続き

 

さて、呼吸整体のRootsも長くなってきたので、この辺りで締めたいと思う。

 

師匠のリハビリ隊員を失格になってから、また復帰するまで結構時間が掛かった。

あらゆる面で足りていなかったし、また何が足りないかもわかっていなかった。

わからない事がわからないというのは、何にでもあることだ。

 

でも、施術はいつもガチンコだし、本当に苦しい人に対してする施術が、

自分の分からないこと探しでは、あまりにお粗末過ぎる。

野球で言えば、キャッチボールの精度が怪しかったり、バントが出来なかったりするレベル。

相手と試合をするまでもないクラスで、しばらく僕は迷走していた。

 

そんな具合でよくダメ出しを受けた。

リハビリ隊にも行ったり行かなかったりして、

中途半端なアマチュアでフラフラしていた時、大きな雷を師匠から落とされた。

 

どんなことかひと言で言えば

「全然伸びていない。何やってんだ!!!」

というニュアンスのこと。

 

それを機に、僕は行ったり行かなかったりしたリハビリ隊に、

御前崎まで毎週通うようになった(今も通っている)。

幸い、師匠は持ち前の粘り強さと多方面からの支援もあって、

拙いリハビリ整体を受けるだけの体力がついてきていた。

 

毎週毎週、毎週毎週、毎週毎週、御前崎に通った。

脊髄損傷患者である師匠のカラダに、出来るだけ触れる機会を増やした。

最初は触れるのも怖かったけれど、段々としっかりカラダを触れるようになった。

そのうちに、カラダのどこが動いておらず、どこに問題があるか感じるようになった。

その問題も、紐解いていくと広範囲に、連鎖的に絡んでいることも見えてきた。

 

カラダを感じながら、どこに問題があるのかを見極めながら、

その問題を解決できるように考えて施術を組み立てていくように、

自然となっていった。

脊髄損傷患者を触る度に、健康なカラダの人を触るのが楽になっていった。

 

今では当たり前に毎日やっていることだけれど、

開業前にリハビリ隊員失格になった頃は、

目先のテクニックばかりに捉われていて手段ばかりを考えていた。

それは、高価なものを手に入れたら、別の自分になれるのではないかという幻想のようだった。

 

呼吸のし辛さにより、師匠のカラダには様々な不調が現れていた。

程度の差はあるにせよ、そこには現代人の抱えるカラダの縮図のようなものがあった。

呼吸を改善することにより、カラダの何が変わるか次々と明らかになった。

それに関連して、それぞれの筋肉の働きや、筋肉同士の繋がりも見えてきた。

 

ある課題や問題があって、その謎解きに挑む。

リハビリ隊はそんな場に変わっていった。

 

謎解きをする時のひらめきになったのが、僕の今までの経験の全てだった。

消防士だった頃に、救急隊として何度も呼吸の止まった人へのCPR(心肺蘇生法)を試みてきたことや、

保健体育の教職を取る過程での授業や実習、実験も、

野球や陸上長距離への取り組みも、全部がリンクして動き出した。

 

アスリート専用呼吸整体は、こうした過程を経て出来上がってきた。

決まった手順を踏む施術ではない。

ひとりひとり、その時々の体調やカラダの動いていない部分を探して、

眠っている呼吸力を引き出す施術をする。

 

調子のいい時と悪い時の違いは、呼吸の違いだ。

格上の対戦相手とあなたの違いは、呼吸力の差だ。

目標達成を阻んでいる壁は、呼吸の壁だ。

 

僕が言うのだから間違いない。

呼吸が変われば、カラダが変わる。

カラダが変われば、人生が変わる。

 

師匠の「人生変えたい人、この指とまれ」というコトバ、、、、

僕にもよーく染み込んでいるなぁ。

 

そして、一生寝たきりと言われた師匠は日々回復し、

奥様の手助けと、理学療法士さんのリハビリと、リハビリ隊Kisekiと、自らの取り組みにより、

昨年ハワイ旅行に行ってしまった。

 

以上、「アスリート専用呼吸整体のRoots 完」でした。

※シリーズ全てノンフィクションでお送りしました。

お付き合い頂いてありがとうございました!

「からだ工房らくだ」

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